【2026年最新】WordPressのメールが届かない!WP Mail SMTPでGmailを設定する完全ガイド

【2026年最新】WordPressのメールが届かない!WP Mail SMTPでGmailを設定する完全ガイド

WordPressでお問い合わせフォームを運用していると、「メールが届かない」「迷惑メールフォルダに入ってしまう」といったトラブルによく遭遇します。

その原因の多くは、WordPress標準のメール送信機能(PHP mail)が、受信側のサーバーから「なりすまし」と判断されてしまうことにあります。これを解決する最強の方法が、「WP Mail SMTP」プラグインを使って、信頼性の高いGmail(Google Workspace)経由で送信する方法です。

今回は、Google CloudでのAPI発行からWordPressの設定まで、初心者の方でも迷わないよう丁寧に解説します。

目次

事前準備:独自ドメインのメール環境を整える

Gmail(Google API)を利用する場合、個人の @gmail.com アドレスでも設定可能ですが、ビジネスやブログ運営なら独自ドメインのメールアドレスを使用するのが鉄則です。

もしまだ独自ドメインのメール環境がない方は、こちらの記事を参考にムームードメインでGoogle Workspaceを契約することをおすすめします。DNS設定の手間が省け、今回のSMTP設定も非常にスムーズに進みます。

ドメインとWorkspaceのセット契約はこちら

WP Mail SMTPでGmailを設定する手順

1. Google Cloudでのプロジェクト作成

まずは、Google Cloud(GCP)でGmail APIを利用するための「鍵」を発行します。

1. Google Cloudにログイン

Google Cloud コンソールにアクセスします。

2. プロジェクトの作成

画面上部の [プロジェクト選択ツール] > [新しいプロジェクト] をクリック。

画面上部の [プロジェクト選択ツール] > [新しいプロジェクト] をクリック

3. プロジェクト名の入力

任意の名前(例:WordPress SMTP)を入力し、[作成] をクリックします。
プロジェクトIDはランダムな英数字が生成されるので、任意の文字列を設定することができます。必要に応じて編集してください。

任意の名前(例:WordPress SMTP)を入力し、[作成] をクリック

2. Gmail APIを有効化する

作成したプロジェクトでGmailの機能を使えるようにします。

1. 左メニューの [APIとサービス] > [有効なAPIとサービス] をクリック。

左メニューの [APIとサービス] > [有効なAPIとサービス] をクリック

2. 画面上部の [+ APIとサービスの有効化] をクリックし、検索窓に「Gmail API」と入力。

画面上部の [+ APIとサービスの有効化] をクリックし、検索窓に「Gmail API」と入力

3. 表示された [Gmail API] を選択し、[有効にする] をクリックします。

表示された [Gmail API] を選択し、[有効にする] をクリック

3. 認証情報の作成と設定

APIを使うための「許可証」を作成します。

1. 画面右上の [認証情報の作成] をクリック。

画面右上の [認証情報の作成] をクリック

2. 以下の設定を行い、[次へ]をクリックします。

以下の設定を行い、[次へ]をクリック
  • APIを選択: Gmail API
  • アクセスするデータの種類: ユーザーデーター

3. OAuth同意画面に以下の情報を入力して、[保存して次へ] をクリック。

OAuth同意画面に以下の情報を入力して、[保存して次へ] をクリック
  • アプリ名: WP mail SMTP
  • ユーザーサポートメール: Google Workspace等のメールアドレスを選択
  • デベロッパーの連絡先情報: Googleからのお知らせを受信するメールアドレスを入力

4. OAuthクライアントIDの発行

WordPressとGoogleを繋ぐための「ID」と「シークレット」を取得します。

1. OAuthクライアントIDの設定

以下の情報を入力します。

以下の情報を入力
  • アプリケーションの種類: ウェブ アプリケーション
  • 名前: https://connect.wpmailsmtp.com/google/(WP Mail SMTP専用の識別子です)

2. ID作成後、左メニューの [認証情報] >作成したクライアント名の横にある編集アイコンをクリック。

ID作成後、左メニューの [認証情報] >作成したクライアント名の横にある編集アイコンをクリック

3. 「クライアントID」「クライアント シークレット」 をコピーしてメモしておきます。

「クライアントID」 と 「クライアント シークレット」 をコピーしてメモしておきます

4. 公開ステータスの変更(重要)

左メニュー [対象][外部に公開] をクリックします。

左メニュー [対象] > [外部に公開] をクリック

ステータスを「本番環境」に変更し、「確認」をクリックします。

ステータスを「本番環境」に変更し、「確認」をクリック

外部に公開をしないと、API連携を設定しても利用できません。必ず設定しましょう!

5. WordPress(WP Mail SMTP)側の設定

いよいよWordPress側で設定を仕上げます。

  1. プラグインのインストール

WordPress管理画面の [プラグイン] > [新規追加] で「WP Mail SMTP」を検索、インストールして有効化します。

WordPress管理画面の [プラグイン] > [新規追加] で「WP Mail SMTP」を検索、インストールして有効化
  1. メーラーの選択

設定画面の「始めましょう」から進み、SMTPメーラーで [Google / Gmail] を選択します。

設定画面の「始めましょう」をクリック
SMTPメーラーで [Google / Gmail] を選択
  1. IDとシークレットを入力

先ほどGoogle Cloudでコピーした、以下の情報を貼り付けます。

先ほどGoogle Cloudでコピーした、以下の情報を貼り付けます

① クライアントID
② クライアント シークレット

4. Googleと連携

先ほどの画面で[Google と連携] をクリックし、対象のGoogleアカウントで「許可」してログインします。

先ほどの画面で[Google と連携] をクリックし、対象のGoogleアカウントで「許可」してログイン

警告画面が出た場合は「詳細」から「安全ではないページへ移動」を選択して進みます(自作アプリのため)。

WP Mail SMTPの画面に戻り「保存して続行」をクリックします。

「現在のサイトをGoogle APIプロジェクトに正常にリンクしました」と表示されていれば完了です。

「現在のサイトをGoogle APIプロジェクトに正常にリンクしました」と表示されていれば完了

5. テストメールの送信

左メニューのWP Mail SMTP>[ツール]>[メールテスト]からテストメールを送信しましょう。

左メニューのWP Mail SMTP>[ツール]>[メールテスト]からテストメールを送信しましょう

迷惑メールに振り分けられず、受信ボックスに届いたらテスト成功です!

まとめ:メールの到達率は「信頼」で決まる

今回の設定を行うことで、WordPressからのメールがGoogleの「正規の通信」として認められ、迷惑メール扱いされるリスクを劇的に減らすことができます

もしGmail以外のメールアドレス(レンタルサーバーのメールなど)を設定したい場合は、以下の総合ガイドも参考にしてください。

その他のメーラー設定はこちら

WP Mail SMTPの設定が完了したら、以下の記事を参考にお問い合わせフォームのセキュリティ対策をしましょう!

▼WPForms LiteにreCAPTCHA(v3)を設定する方法

arum’s Check!(編集後記)

「API設定」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、要はGoogleのセキュリティゲートを正規の鍵で通るための手続きです。以前主流だった「安全性の低いアプリのアクセス」は現在使えないため、このGmail API経由の設定こそが、2026年現在の正攻法となります。

一度設定してしまえば、お問い合わせの見落としがなくなり、ビジネスの機会損失も防げます。技術的な一歩を踏み出して、ストレスフリーなサイト運営を目指しましょう!

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