【実録】WordPressが消えた!?DB削除からの手動復元完全ガイド|プラグインが使えない時の最終手段

DB削除からのWordpress手動復元完全ガイド

「間違えてデータベース(DB)を削除してしまった……」

「バックアップはあるのに、容量オーバーで復元エラーが出る」

WordPressを運営していると、稀にログインすらできない絶望的な状況に陥ることがあります。そんな時、最後の頼みの綱になるのが「手動復元」です。

今回は、バックアップデータ(.sql等)はあるものの、ツールが使えない時のために、サーバーを一度「更地」にしてから元通りに復活させる手順を、私の実体験をもとに解説します。

ConoHa WINGとBackWPup環境での完全復活ログをお届けします。

バックアップの設定手順を知りたい方はこちらで解説しています。

目次

STEP 1:バックアップファイルの確保と「更地」へのオールリセット

まずは、残っているバックアップを死守し、不具合の元となっているデータを完全に掃除します。

1. バックアップを救出する:
ConoHaの「サイト管理」>「ファイルマネージャー」から、BackWPupが生成した最新ファイル2026-XX-XX_XX-XX-XX_~FILE-DBDUMP-WPPLUGIN(.tar.gzや.sql)探してローカルに保存します。

バックアップファイルを保存

ログファイル(.html)を開くと、実際のバックアップファイル名が確認できるので検索がスムーズになります。
例)backwpup_log_XXXX_2026-XX-XX_XX-XX-XX.html

2. データの2重保存:
救出したファイルをPCとクラウド(Googleドライブ等)の両方にコピーし、作業用に一方を解凍しておきます。
もう片方はリカバリーに失敗したときの予備として残します。

バックアップファイル解凍

3. WordPressのアンインストール:
ConoHa管理画面から、「サイト管理」>「サイト設定」>アイコンをクリックし、不具合のあるWordPressを削除します。

WordPressのアンインストール

4. 古いデータベース(DB)の削除:
「データベースも削除する」にチェックを入れ、「はい」をクリックします。

古いデータベース(DB)の削除

5. ファイルマネージャーで public_html 内を全削除:
public_html 内のリセットするサイト名のファイルをクリックして、中のファイルをすべて消します。

ファイルマネージャーで public_html 内を全削除
注意

削除するのはドメイン名のフォルダ内だけにしてください。サーバーの基幹フォルダ(.ssh等)は触らないよう注意しましょう。

STEP 2:土台作り(WordPressの新規インストール)

一度更地になったら、新しいWordPressの土台を再構築します。

1. WordPressを再インストール:
ConoHaの管理画面から、「サイト管理」>「サイト設定」>「+Wordpress」をクリックします。

サイト情報を入力して「保存」をクリックし、通常通りインストールを行います。

2. 情報のメモ:

この時発行される新しいデータベース情報の以下3点

  • データベース名
  • ユーザー名
  • パスワード

を必ず控えてください。後のインポートで必須になります。

STEP 3:心臓部のデータ復元(phpMyAdminでDBインポート)

サイトの「投稿内容や設定」を復元する、最も重要な工程です。

1. 管理ツールへログイン:
ConoHa「サイト管理」>「データベース」>「ユーザー」から、新しく作ったDBの [管理ツール(phpMyAdmin)] にログインします。
※先ほどWordpressインストールした際に登録した情報でログインします。

DBの [管理ツール(phpMyAdmin)] にログイン

2. SQLファイルのインポート:
左側のリストから新しいDB名をクリックし、上部の [インポート] タブを選択します。

新しいDB名をクリックし、上部の [インポート] タブを選択

3. 「ファイルを選択」から手元の .sqlファイル を選んで「インポート」をクリックします。

これで、過去の投稿データが新しいDBへ流し込まれます。

「ファイルを選択」から手元の .sqlファイル を選んで「インポート」をクリック

STEP 4:コンテンツデータの復元(wp-contentの上書き)

DBが戻っても、画像やテーマがなければサイトは崩れたままです。次にコンテンツを復元します。

1. ファイルのアップロード:
ConoHaの「ファイルマネージャー」を使用し、解凍したバックアップ内の wp-content フォルダ(themes, plugins, uploadsなど)をサーバー上の同名フォルダへドラッグ&ドロップします。

wp-content フォルダ(themes, plugins, uploadsなど)をサーバー上の同名フォルダへドラッグ&ドロップ

2. すべて上書き:既存の初期ファイルをすべて「上書き」します。
ファイル数が多い場合は時間がかかるため、接続が切れないよう見守りましょう。

STEP 5:Wordpress復元の最終仕上げ(404エラー対策)

WordPressの復元直後、トップページ以外が「Not Found(404エラー)」になることがありますが、焦る必要はありません。

  • 解決策:パーマリンクの「空更新」

WordPress管理画面の「設定」>「パーマリンク」 へ行き、何も変更せずに「変更を保存」 をクリックしてください。

WordPress管理画面の [設定] > [パーマリンク] へ行き、何も変更せずに [変更を保存] をクリック

パーマリンクを更新することで .htaccess が再生成され、バラバラだったサイトのリンクがすべて繋がります。

まとめ:バックアップは「戻せること」に意味がある

今回のトラブルで痛感したのは、「バックアップがあっても、戻し方を知らなければ意味がない」ということです。

手動復旧は勇気がいりますが、手順さえ知っていれば、万が一の事態でも数時間で元通りにできます。今回の経験を糧に、より強固なサイト運営を目指しましょう。

arum’s Check!(編集後記)

WordPressのリセットは本当に勇気がいりますが、不具合の種をゼロにするには一番の近道です。リカバリー方法がわかれば、もう怖いものはありません。攻めの姿勢でDXを進めていきましょう!

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